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「第5回埼玉を歩く会」(20171125晩秋の『小江戸 川越』を歩く」の報告

 

 1125日は快晴。絶好の散策日和でした。講師の織本重道先生(大宮郷土史研究会会長)と参加者22名はJR川越駅に集合し、まず最初にバスで天台宗星野山無量寿寺中院に向かいました。紅葉が真っ盛りで、赤、黄、緑の美しいコントラストの中に山門が静かに佇んでいました。その景色に参加者から「わあ、きれい。」という感嘆の声が次々に出ました。織本先生が山門の入り口で「こよなく静かなお寺」と話された言葉が中院の様子にぴったりで心に残りました。また、中院は島崎藤村と縁の深い寺です。藤村の義母みきの墓が中院墓地にあり、藤村がしばしば訪れた縁で、藤村からみきに贈られた茶室「不染亭」が移築されています。茶室の屋根を覆うもみじの大木が燃えるように赤く色づいており、その美しさに目を見張りました

中院入口にて 

 

 不染亭

   

          

          五百羅漢

 中院見学後は小春日和の中を徒歩で移動。喜多院では家光誕生の間、春日局化粧の間があることで知られている、江戸城紅葉山の建物を移築した客殿・書院・庫裡を見学した後、五百羅漢を見に行きました。五百羅漢は約50年間にわたって寄進されたもので、表情や姿は寄進する人の希望にそっているそうです。羅漢様の様々な表情や姿についていろいろ想像しながら語り合うのは楽しく、皆、自然に笑みがこぼれてきて心が和むひとときでした。

 

   

 旧武家屋敷永島家住宅、日本聖公会川越キリスト教会見学後、昼食は割烹佐久間で「旬膳」をいただきました。見学して感じたこと、趣味のこと、学生時代のこと等で話が弾みました。午後は川越城富士見櫓跡からスタートでした。川越城には天守閣がなく、富士見櫓が天守閣の代わりをしていたそうです。急な石段を登ると、そこからは川越の町が一望できました。富士見櫓から周囲を見渡す当時の武士の気持ちにしばし思いを馳せました。残念ながら富士山は見えませんでしたが、遠くには秩父の山々や新都心のビル群、ソニックシティが望めました。

   

           佐久間の「旬善」

 

   

          

         川越城本丸御殿

 その後、川越城本丸御殿、川越市立博物館を巡り解散となりました。家路に着く方、蔵造りの町並みを散策される方、それぞれの方向に別れました。今回の「小江戸 川越を歩く」では、織本先生に有名な所ばかりでなく、道すがらいろいろな史跡を案内していただきました。参加された皆様それぞれに川越の新たな発見があったのではないかと思います。深まりゆく秋の中、川越の魅力を満喫できた一日になりました。

   

教会を背に集合

〜参加された大塚喜美子さんの報告でした〜

 


       

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